そしきLab編集部 サヴィルス社の最新報告によると、経済成長と企業の前向きなセンチメントにより、東京のグレードAオフィス市場は改善を続けています。
四半期ごとに平均オフィス賃料が2.0%増加し、前年に比べて4.2%上昇し、1坪あたり33,947円となりました。特に新宿、渋谷、中央区で賃料の高い成長が見られました。
空室率も同様に改善し、四半期ごとに0.8ポイント減少し、年間で0.9ポイントの減少を記録。最も目立った改善は港区で見られましたが、新しいオフィス供給が空室率をわずかに押し上げる一因となっています。
新しいグレードAのモダンなオフィスはテナントに非常に人気があり、大量の新しいオフィス供給に対しても市場を安定させています。グレードAのオフィスには引き続き高い需要があり、プレミアムオフィスの希少性が増していることで、高い賃料レベルでも新しい供給が受け入れられる見通しです。これは今後数年の市場の安定をもたらす良い兆候です。
出典 : Tokyo Grade A office rents rise by 4.2% YoY in Q4 2024 https://realestateasia.com/commercial-office/news/tokyo-grade-office-rents-rise-42-yoy-in-q4-2024