懐かしさあふれる商店街に根差した施工会社の事務所を計画。地元に開かれた雰囲気を大切にし、地域との新たな関係を生むよう意識した。
事務所は建物の特徴である「半間の間」を活かし、街とのつながりを築く「接線」として位置づけた。この接線は、道路に面すれば縁側のように、独立した空間ではoff-timeが感じられるゾーンとなる。
執務スペースと街を結ぶ窓からは自然光が差し込み、庭が見える。この設計は、昔ながらの日本家屋の縁側が他者とつながる場所であったように、新たな交流を生み出す。
私たちの暮らしに根ざした、伝統と現代が融合した事務所の話を垣間見てみませんか?
出典 : 中延のオフィス / note architectsが設計したオフィス / リノベーション – 東京都品川区中延3-2-3Office Nomura-Sanko / Office designed by note architects / Renovation – 3-2-3 Nakanobu, Shinagawa-ku, Tokyo, Japan |建築・インテリアの事例・プロジェクト| https://mag.tecture.jp/project/20250121-office-nomura-sanko/