人事は、社員の採用や教育、評価といった基本的な業務から、企業の戦略を左右する重要なポジションへと変わりつつあります。
日清食品の正木氏は、財務経理の経験を生かし、人事再構築に取り組み、新しい時代に適応する企業成長に貢献しています。
将来の企業価値は「儲ける力」と「儲け続ける力」の積み重ねによって決まり、人事は社員の生産性向上だけでなく、持続的な成長を支える人材の育成にも注力する必要があります。
また、人的資本の開示が義務化されるなか、投資家に対して人事施策の重要性をうまく伝える能力も必要とされています。
人事部門も変化に適応し、既存ビジネスの維持、深化、新領域の開拓など、企業価値を高めるために進化を続けなければなりません。
正木氏自身も大学院に通い直し、アンラーニングを経験。社会の変化に対応し、知識を磨く姿勢が人事には求められているのです。
出典 : 《無自覚・無能からの脱却》企業成長に貢献する人事への変革は人事自身のアンラーニングからはじまる https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/interview/i-202412020007.html