ニュージーランド(NZ)が外国人向けのビザ規定を改正しました。今後、観光客がNZ滞在中にリモートワークを行えるようになります。
この措置は、観光業を通じた経済回復を目指すNZ政府の一環です。特に、東南アジアや米国からのIT技術者をターゲットにしています。
ウィリス経済成長相は、NZが世界中の才能ある人々にとって魅力的な場所になることを望んでいると述べました。
この新しいビザは、即時効力を発揮し、滞在延長も可能ですが、90日以上の就労は課税される場合があります。
NZは、「デジタルノマド」として知られるリモートワーカーを呼び込むことで、他国と同様に経済活性化を図ります。観光業はNZ経済において重要な位置を占めており、年間約110億NZドルの収入と、約20万人の雇用を創出しています。
全ての訪問者ビザに適用されるこの規定は、NZ外の事業に限りリモートワークを許可します。ラクソン首相は外国からの投資促進も目指しており、経済成長を後押しする施策を進行中です。
出典 : ニュージーランド、外国からの訪問者のリモートワーク認める https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-28/SQQ7W9T0AFB400