COVID-19の影響で減少していた出張が再び増え始めており、多くの企業が元の水準に戻している。出張には、現地確認やコミュニケーションの円滑化といった直接的な効用の他に、新たな気づきやビジネス機会の創出といった副次的な効用が得られる。しかし、出張でこれら副次的効用を得るには、業務時間外の過ごし方が重要であることが調査で示唆されている。
懇親会への参加や観光など、積極的に外で過ごす人はより多くの効用を感じているのだ。若者は出張の移動を面倒と感じる傾向があるが、出張のメリットを理解していれば肯定的な姿勢を見せる。
出張が組織や個人の成長にとって必要な活動であることを再認識し、より充実した出張とするためには、マネジメントも大切である。
出典 : オンライン時代の出張の価値とは~出張に対する世代間ギャップと効用の再考~ https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/column/202409050001.html